はじめまして。ビアハブの福田と申します。今回はビアハブ立ち上げの背景についてお話しします。
2024年9月、当時私は正社員として会社に勤めていましたが、日々何か物足りなさを感じていました。仕事はそれなりにこなしていましたが、心から熱中できるものが見つからず、漠然とした焦燥感を抱えていました。
そんな時、Instagramでたまたま近所で開催予定のクラフトビールイベントの広告を目にしました。ビールはそこそこ好きで、特にクラフトビールに興味を持ち始めていた頃だったので、「せっかくだから行ってみよう」と、そのイベントのアカウントをフォローしました。
しばらくすると、そのイベントがボランティアスタッフを募集していることを知りました。刺激を求めていた私は、迷わず応募し、参加することにしました。そこで出会ったのが、イベントの主催者である松島さんでした。
イベント当日までの間、電話やチャットでやりとりをする中で「面白い人だな」という印象は持っていたものの、それ以上の特別な感情はありませんでした。しかし、イベント当日、その考えは大きく変わりました。
活気にあふれる会場、ビールを求めて集まる多くの人々、美味しいと笑顔になる参加者たち。そして何より、ブルワリーの方々の熱意に満ちた姿に強く胸を打たれました。
松島さん自身も、イベントの中心として場を盛り上げ、参加者やブルワリーの方々と積極的に交流していました。最初は単なる主催者という印象でしたが、イベントを通じてその情熱や人を引きつける力を目の当たりにし、心から尊敬するようになりました。
その日、滋賀県のブルワリー「FLORA FERMENTATION」の方々と話す機会がありました。彼らがブルワリーを立ち上げるまでの苦労やリスクを聞きながら、それでも「このビールを作りたい」という情熱を持ち続ける姿に深く感銘を受けました。
「自分もこの人たちのように、人生に本気で向き合いたい。」
そう強く思った瞬間でした。
それから紆余曲折を経て、2025年3月、ビアハブを立ち上げるに至ります。
この先の話は、また次回のブログでお話しできればと思います。